下館一と下妻一の大学合格者数について
下館一と下妻一の大学合格者数の比較 2018.4.29現在
今春の受験生の皆さんの頑張った結果です。合格者数の多さや有名大学の名に左右されることなく、受験生の傾向や高校の指導の方向性を見ていきます。
下館一の国公立大学合格者数は99名(6)で、下妻一は132名(9)でした。また私立大学は、館一が472(33)名で、妻一が416(36)名でした。今年は、妻一の国公立合格者数が多く41大学にまたがる一方、館一は30大学でした。つまり、下妻一の進路がより全国の大学に広がっています。⦅⦆内は過年度生内数。
有名国公立大学の合格については、妻一から東京大1名で過年度生・東北大4名、筑波大6名、館一からは東北大2名、筑波大5名でした。東京大2年連続の合格は、妻一生トップの目標意識が東大へ向いているという証になります。
地元の大学としては、妻一は茨城大31名、県立医療大学6名、館一はそれぞれ29名と1名でした。これは、妻一の生徒が医療福祉への進学意識が強いと考えられます。また、館一では私立医学部合格が5名と載っていました。使命感を持った学生が医学部を目指すことは、とても重要なことであり、生活に必要不可欠ですから、社会にとってとても好ましいことです。
さて、有名私立大学の合格としては、慶應義塾大は、妻一が3名、館一は2名、上智大は妻一が4名、立教大へは妻一が8名、館一が1名、明治大へは妻一が10名、館一が4名、早稲田大へは妻一が3名、東京理科大へは妻一が11名、館一が2名でした。館一よりも妻一の学生が、上智大や早稲田大など、多岐にわたる選択をしていることがわかります。
総括すると、今年度の国公立合格者数は、下館一よりも下妻一の方が多く、私立大学よりも国公立大学への進学希望者数が多かったのでしょう。しかしながら、その合格大学を見るとレベルの高い大学の合格者数が多いので、学力も高いと推測できます。もし、受験生のあなたが、有名私立大学、または、東京大学へ入学したいのであれば、下妻一の学習環境があっていると考えられます。
ただし、県立高校は校長先生の学習指導方針の変更や、各教科の先生方の異動がありますから、この状況が継続されるとは限りません。それに、学習は個人の目標への取り組みですから、学生の母集団の年度による差異もあります。
このデータは、下館一と下妻一のホームページを参照しました。