前期結果

2014年03月17日 22:14

 週刊朝日(3月21日号)発表の合格者数を見てみると、今年は昨年に比べて水戸一の東大合格者数が6人から18人に増えている。茗溪5人や並木中教の4人など健闘しており、土浦一21人や江戸川取手9人と相変わらずである。なお、竹園・水城それぞれ1人である。京都大学は、土浦一5人・水戸一3人。竹園2人・下妻一・竜一・江戸取手・水城がそれぞれ1人となっている。筑波大学は、竹園が最も多く46人で、次が土浦一37人、水戸一26人、江戸取手24人、日立一21人、茗溪19人、下妻一14人、土浦二・水戸二13人、竜一・茨城12人、水城10人、常総9人、牛久栄進・土浦日大8人・下館一・並木中教・清真7人、その他となっている。東北大学は、水戸一が34人と圧倒的に多く、次に土浦一の17人で、茨城の11人、水城の8人、茗渓の5人、下妻一・並木中教・日立一2人、下館一・桜ノ牧・水戸二・土浦日大・土浦日大中教それぞれ1人となっている。北海道大学は、竹園5人、水戸一4人、土浦一・茗溪3人、茨城・江戸取手2人、下妻一・その他1人となっている。東京工業大学は、水戸一5人・竹園4人、土浦一・水城3人、その他となっている。一橋大学は、水戸一7人、茨城2人、その他である。

 昨年よりも、東京大学や東北大学の合格者数が増えそうである。これは、水戸一の東京大学の合格者が6人から18人に増加したのと、東北大学への合格者が21人から34人と約1.6倍になったためである。一方、土浦一の現役生は東大を敬遠したらしく、合格者21人中現役は8人のみである。それで、現役の生徒が例年よりも多く京都大学などを受験したに違いない。ちなみに、水戸一は18人中14人が現役だった。来年度のセンター試験の新課程への受け取り方が、水戸一では強気に出て現役の東大合格者を増加させ、土浦一では安全策を選んで他大学を受験する生徒が多かったのだろうか。