大学への合格の近道

2014年03月17日 17:18

 国立大学と私立大学志望の生徒のどちらにも言えることですが、合格の近道とは、センター試験で好成績を収めることです。AO入試や推薦制度を利用するならば、また、別の話ですが、一般入試で合格するには、センター試験で良い成績ならば、合格の切符を手に入れたも同然だからです。逆に言えば、センター試験で失敗すれば、国立大学の望みは消え、私立大学の個別試験に望みをかけることになります。ただし、これまでの塾生の動向を見ていると、個別試験で実力を発揮するのは難しく、良い結果は得られていません。それは、試験場が遠いとか、試験場の雰囲気に呑まれるとか、宿泊しなければならないなどの、環境の大きな変化の中での受験だからです。結論として、センター試験に照準を合わせた学習計画が必須です。

 そうするには、夏休みから学習計画を立てて始めることです。それには、実は、6月から意識が必要です。7月は、もう、AO入試が始まり、推薦の準備もしなければなりません。そちらに気を取られると、センター試験はうまくいきません。ですから、まずは、自分の大学への道は何かを具体的に考えます。推薦がだめなら一般でという考え方は、二度チャンスがあるからと考えがちですが、気を付けないと虻蜂取らずの結果になります。精神的な負担や、推薦不合格の場合の意欲の低下などを考えるとお勧め出来ません。秋の大切な時期を推薦の準備で時間が割かれてしまいますから、よく考えて選択してください。推薦がだめなら志望校を変更する位の強い気持ちが必要です。

 では、一般受験の皆さんは、夏休みの学習は何をしたらいいのかといえば、センター試験の準備なのです。教科は国語と英語で、しっかりと文法や単語力を増やして、秋からの学力アップに望むと合格に近づいてきます。英語と国語は、配点が200点ずつだから、これの比重はとても大きいからです。今年の文系でうまくいかなかった原因は、国語が難しく、英語が点数取れないとどうしようもなかったのです。夏休みに鍛えるのは、この2教科を中心に、苦手科目を克服しておきましょう。特に、それが数学の場合は、塾に来てください。ご相談に応じます。数学は、暗記科目ではないので、指導が必要です。大島とマンツウマンで学習し、苦手意識を克服していきましょう。君のやる気を、待っています。