県立入試実施される。

2014年03月08日 21:19

 3月6日に県立入試の学力試験が実施されたが、全日制の取り消し者が昨年より0.2%多くみられ、1.16%の生徒が私立高校などへ進学先を変更している。倍率は全日制で1.07%でした。ちなみに欠席は34名で0.16%になり、21637名が全日制を受験した。

 また、岩瀬日大高校では、B合格の生徒の単願切り替えが六十数名に上り、昨年度よりも受験数も増加しているそうである。昨年度より、岩日のコース再編成など工夫も見られ、経済状況の改善とともに、私立進学者が増加したのかもしれない。常総学院も、今年度は二百名ほど受験者が増えたとのことである。

 さて、数学の問題についてであるが、例年より易しい傾向に感じられた。大問1・2は例年通りである。大問3の(1)の中央値は度数が偶数なので戸惑った生徒がいたかもしれない。その場合は、度数が5と6の階級値24と25を足して2で割る。(3)は、教科書的なオーソドックスな問題だった。

 大問4は、平行四辺形と2次関数で、塾的なテクニックが必要。二等分線は、対角線の交点を通ることが学習されていればできるね。ちなみに、県立特訓でやったけど、塾生の皆さんはできたかな。

 大問5も動点の基本的な問題だね。「何秒後と何秒後か」と丁寧に聞いてくれているから、間違いも少なかったかもしれない。答えに、ルートがつくので、不審に思った生徒もいtかな。時間ごとに場合分けするのがコツだね。

 大問6は(1)は易しい証明だけれど、生徒にとっては、(2)の90度の円周角と合同な三角形の対応角を使い、直角であることを言うのが慣れていないとできないかもしれない。でも、今年の証明は平易だった。

 大問7は、正方形を書いて考えるといい。そして、該当する条件に合った座標を埋めていく。√5は2と1の斜辺で、√2は1と1の斜辺であることを利用する。座標を書き出してもいいけど、グラフに点をとってからのほうが、見落とさないと思う。

 大問8は、さすがに難しく、相似と三平方の合体問題でした。斜辺の断面のチョウチョウに気付いたかな。KJとFHを延長すると相似比1:3のチョウチョウだね。三平方からも、(1)のJHはでる。2:1:√3の日を△JIDに使うと、DJ=2√3になる。(2)は、△KFGで考えて、KFの長さ3√13/2と3から、この三角形の高さ9/2を求めて、次に1と9/2でGK√85/2を斜辺として求める。最後は、GK(ゴールキック)だね。